サバーバンHは人気のInvasor

Invincible Invasor Rolls to Suburban Triumph (bloodhorse)
古馬の10ハロンのG1サバーバンHを勝利したのは,1番人気のInvasorでした.騎手はフェルナンド・ハラ,調教師はキアラン・マクラフリン.ベルモントSのJazilのコンビですね.Invasorは3番手からレースを進め,直線では徐々にリードを広げていって,2着Wild Desertに4馬身1/4差というレースです.勝ち時計は2:01.23.しかし,相変わらずベルモントの10ハロンはヘンなところがスタート地点です.Invasorは7頭中6番枠で,初めは少しだけ遅れ気味でしたが,馬群が一団でペースもそれほどでなかったので取り付けた,という展開の有利さはあったと思います.
8戦7勝,ウルグアイ3冠のほか,前走北米での初レースのG1ピムリコスペシャルを勝利しています.唯一の敗戦は今年3月ドバイでのUAEダービー4着ですが,フラムドパシオンに先着を許しています.このときはDiscreet Catに随分差を付けられていましたが,ここに来て成長しているんじゃなかろうか,と思わせます.マクラフリン調教師は,できればDiscreet Catとはぶつかりたくない,と言ってますが.むしろDiscreet Catはちゃんと成長しているのだろうか,と思ったり.アルゼンチン産で,Candy Stripesの産駒.次走はホイットニーH.
ドバイワールドCを繰り上がり2着になったWilkoは,積極的に2番手の競馬をしましたが,7着最下位.