ロイヤルアスコット@ヨーク2日目

15日はロイヤルアスコットミーティング2日目.まずは,古馬の12ハロンG1プリンスオブウェールズS.去年の英愛オークスやBCフィリーアンドメアターフを勝ったOuija Boardが注目を集めたようでしたが,7着に終わりました.勝ったのは1番人気のAzamourで,G1を3勝目です.去年のセントジェームズパレスS愛チャンピオンSに続くG1勝利となります.オーストラリアからの遠征馬Elvstroemがペースを作ったようで,2着にエイダン・オブライエン調教師のAceが入り,Elvstroemが3着です.Azamourは前走タタソールズゴールドCの不利からの巻き返しで,アガカーンにミーティングのG1・2勝目をもたらしました(もう一頭はValixir).9戦5勝.Night Shift産駒なので微妙な軽さを感じるのですが,単なる個人的な偏見です.
古馬牝馬限定の1マイルG2のウィンザーフォレストS.勝ったのはPeeressで,Pivotal産駒,母父Primo Dominieで,いかにもマイルが好きそうな血統ですね.チェヴァリーパークスタッド所有,マイケル・スタウト調教師,マイケル・キネーン騎手です.ま,日本からの注目的には2着のSundropで,日本産にしてゴドルフィンに購買されたサンデーサイレンス産駒です.前走G3レースを勝って1番人気になってたんですけどね.逃げて勝ち馬にマークされてたみたい.3着は2番人気になっていたSoviet Song.
2歳の牝馬限定のG2クイーンメアリーS.勝ったのはFlashy Wingsという馬で,Zafonic産駒です.先行して3馬身差圧勝.
3歳の7ハロンG3はジャージーS.勝ったのはProclamationで,King's Best産駒,母父はDarshaan産駒Zayyani.もう少し距離伸びても5代血統表の字面上は大丈夫そうな気もするけど,King's BestもZayyaniも3歳前半での実績しかないので,こういうところで活躍しているのかもしれません.