プリークネスS

米国競馬3冠レース第2弾プリークネスS.ピムリコスペシャルの時とは違って晴れたようで,そんなに馬場は悪くならず,馬場状態はFast.Afleet Alexが大楽勝で勝ちました.勝ち時計は1:55.04.
Afleet Alexは割と外目の枠からスタート.スタート直後は先団を見ながら内に潜り込み,向こう正面で10番手.その外にケンタッキーダービーGiacomoで,道中はAfleet Alexを見ながら,この2頭は後方から進みました.3コーナーからAfleet Alexは内を縫って行って,直線入り口でスピードに乗ったまま曲がらないような格好で外に.で,先に行っていたScrappy Tも曲がれないような格好で外に廻り,Afleet Alexと同じ位置取りになって接触Afleet Alexが目に見えてまずそうな不利を受けました.それにもめげず,Scrappy Tの内に進路を取ったAfleet Alexは直線で少しだけScrappy Tと競り合い,すぐリードを取り,最後は4馬身3/4差で楽勝というわけです.2着は Scrappy T,3着は更に5馬身はなれてGiacomoでした.Afleet Alexが落馬してたら,Giacomoが2冠達成だったかも知れません.11戦7勝.いかにも後から行ったらしく,泥だらけの勝利でした.
Afleet Alexの父はNorthern Afleetで,これは輸入種牡馬アフリートの産駒です.種牡馬の墓場でないところで後継ラインが出て,大変良かったですね.母父も輸入種牡馬ホークスターで構成されていて,馴染みがある感じですね.祖母QualiqueはG1デモワゼルS勝ち馬.