エクリプスS勝利はDavid Junior

JUNIOR ECLIPSES SANDOWN RIVALS (sportinglife)
Junior Eclipses Rivals at Sandown (bloodhorse)
サンダウン競馬場の歴史あるG1コーラル・エクリプスSを勝利したのは,2番人気David Juniorでした.ジェミー・スペンサー騎手とブライアン・ミーハン調教師のコンビです.スタートしてすぐ最後方に控え,直線で少し内を付こうかとしつつも開いた外に持ち出し,纏めて全馬交わして追い込みを決めました.2着Notnowcatoに1馬身半差の完勝です.3着は2着と首差でBlue Monday,4着に3番人気Aussie Rules,5着に1番人気Ouija Boardという結果でした.勝ち時計は2:07.31.先手を奪った同厩同馬主のRoyal Alchemistが,しっかりとDavid Juniorの為のペースを作った事も勝因でしょうか.調教師・騎手とも勝因に挙げています.
David JuniorはこれにてG1を3勝目.昨年のチャンピオンSでG1初制覇の時はフロックだと思ったのですけどね.その後,今年に入ってドバイでデューティフリーを勝ち,G1を2勝目.ヨーロッパに戻っての緒戦プリンスオブウェールズSOuija Boardの4着でしたが,今回ちゃんと勝ちきりました.通算12戦7勝.次走はインターナショナルSが有力.で,愛チャンピオンSBCクラシックと行くみたい.
Ouija Boardは後方3番手の内からレースを進めました.David Juniorにマークされるような位置です.直線で前が開く様子がなく,残り400mくらいで抜け出すと思われた馬の後を付いていくと挟まれ,とにかくスムーズな競馬が出来ませんでした.内に勝機がないと判断したDavid Juniorのスペンサー騎手の機転が利いたレースでもありましたかね.
因みに,Aussie Rulesはファロン騎手騎乗予定も騎乗停止.ジョニー・ムルタ騎手が乗る予定も,こちらも怪我して騎乗できず.結局アラン・ムンロ騎手が手綱を取っていました.