Mubtakerが安楽死

TREGONING STUNNED BY MUBTAKER DEATH (sportinglife)
Middle-distance star Mubtaker euthanized after breakdown (throughbredtimes)
2003年の凱旋門賞2着のMubtakerが,調教中に骨折して安楽死と報じられました.右後脚の粉砕骨折とのこと.丁度Barbaroの被った怪我と似たようなものでしたが,Mubtakerのほうがより広範囲の怪我だったので,救命措置は取れませんでした.ハムダン殿下所有,調教師はマーカス・トレゴニング.トレゴニング調教師は,今年Sir Percyでダービーを勝ったばかりだというのに.
Mubtakerは9歳馬で,成績は31戦13勝.今年も4月のG3ジョンポーターSを勝利していました.ただ,その後の5月のG3オーモンドSでは5頭立て5着,G2ヘンリーIISで7頭立て6着と微妙な戦績.G2ジェフェリーフリーヤーS目指して調教が積まれていて,そこを襲った悲劇でした.2002年・2003年・2004年のG2ジェフェリーフリーヤーS,2003年G3セプテンバーS,2005年のG3カンバーランドロッジS,2006年G3ジョンポーターSが重賞勝ちです.G1での成績は2003年の凱旋門賞2着が最高で(G1初挑戦なのに),バーデン大賞7着,カナディアンインターナショナル4着,「キングジョージ」11着,昨年の凱旋門賞が9着という成績でした.
調教師のコメントは,相当この馬が好きだったかというのばかりです.2歳時は別の調教師のところでしたけど,3歳からずっと調教していましたし.