種牡馬ハウスバスター死亡

日本で供用されたことのあるハウスバスターが,15日に死亡と報じられました.死因はまだ分からないんですって.体調が悪そうだから入院させたら,そのまま死んでしまったとあります.
現役時代はマイルを超える距離のレースを使わず,初G1挑戦がメトロポリタンHで,クリミナルタイプの2着.というか,3着Easy Goer.G1勝ちはジェロームH,カーターH,ヴォスバーグSで,後者2つは数少ない7ハロン戦のG1ですね.BCスプリントはレース中に怪我して惨敗だったのですが.勝つときはとんでもない着差をつける馬で,ジェロームHは13馬身差,G3ラファイエットSは11馬身差,ヴォスバーグSとG3ダービートライアルSが5馬身差だったのですって.派手だったのか弱敵相手だったのか.22戦15勝で種牡馬入り.
初めはジョナベルファームで種牡馬入り.当初は20000ドルのFeeが,98年には7500ドルまで落ち込んでたんだそうで,その後日本のイーストスタッドに来ましたね.で,日本でも目立った産駒もいるわけでなくて,2001年に米国に戻りました.ブルーリッジファームで供用されて,2005年はオサリバンファームってとこ.Feeは7500ドル.オサリバンファームには,これまた日本から戻ったブラックタイアフェアーも供用されているみたい.こう,日本から買われた馬ってのは集まるものなんですかね.エリシオもジェネラスと同じ牧場だし.
代表産駒はミッドナイトベットですかね.あんまり目立たない馬でしたが,数少ない日本調教馬にして海外競走勝ち馬ですからね.長浜厩舎・河内騎手のコンビが思い出されます.あとは,香港のElectronic Unicornとか.それにしても,親父のMt.Livermoreはまだまだ元気だってのに.