新馬未勝利備忘録,今のところのまとめ

6月18日から行われてきた新2歳馬レース,1ヶ月半ほど経ち,多少現状を整理してみようかと思いました.
今のところ未勝利対象のレースが51レース,オープンレースを未勝利馬が1頭勝ちましたので,52頭が勝ちあがっています.新馬35レース,未勝利16レースです.ダート1000mが7レース,ダート1200mが3レース,芝1000mは5レース,芝1200mは26レース,芝1400mは4レース,芝1600mは4レース,芝1700,芝1800はそれぞれ1レースです.小倉で8レース,新潟で7レース,函館17レース,阪神9レース,福島10レースという開催場所内訳です.
複数の勝ちあがり馬を出している種牡馬は,アドマイヤベガエルコンドルパサーサンデーサイレンスタイキシャトルフレンチデピュティです.サンデー5頭,タイキ,フレンチデピュティは4頭と少し抜けています.あとは2頭ずつ.タイキ以外は社台種牡馬と,社台好調ですね.
今年デビューの種牡馬で勝ち上がっているのは,アグネスワールドアドマイヤベガウェイオブライトキングヘイロークロコルージュスキャターザゴールドスピードワールドフレンチデピュティヘネシーマイネルラヴです.アドマイヤベガフレンチデピュティは,複数勝ち馬を出しています.
サンデーサイレンス産駒は,1600mが2鞍,1800mが1鞍と,長めのところを意図して使っているのでしょうか.そのせいで使い始めが遅かったせいか,思ったよりも勝ち上がりが遅いような.それでも5頭出ているのは凄いんですが.
母父として複数の勝ち上がりを出している馬は,Woodman(2),サンデーサイレンス(4),ジェイドロバリー(2),ノーザンテースト(2),リアルシャダイ(3)です(後ろの括弧は,勝ち上がり数).Woodmanを除いて社台種牡馬.しかしもう引退していたり亡くなっている馬ばかりです.リアルシャダイはこの時期までに3頭の勝ち上がりを出しています.これは案外好調の部類ではないでしょうか.母父サンデーサイレンスは,今まで思ったよりも印象がありませんでしたが,今のところ一番勝ちあがり馬を出しています.これから増えてくるでしょう.Woodmanは2頭勝ちあがっていますが,両方とも父サンデーサイレンス
複数の勝ち上がりを出している厩舎は,伊藤圭三(2),菊川正達(2),橋田満(3),山内研二(3),瀬戸口勉(2),中村均(2),田所秀孝(2),畠山吉宏(2),和田正道(2)です.特にとりわけ目立つということもないような.
生産者.これはもう,ノーザンファームの圧勝です.7頭も勝っています.