近況が報じられないG1勝ち馬

先日の「死亡が報じられない重賞勝ち馬」,随分たくさんリンクを頂いたようで,珍しく大変カウンターが回っております.それに味をしめてといいますか,こんな話題に味をしめたくはありませんが,「G1勝ち馬なのに近況が報じられない」ってのを少しピックアップしてみたいと思います.
まずはギャロップダイナ天皇賞秋でシンボリルドルフを差し切ったことで有名な馬です.種牡馬として高齢競走馬オースミダイナーエプソムC勝ち馬のマルマツエースを出すなどで,2003年12月30日に用途変更,種牡馬を引退していました.そして競走馬のふるさと案内所によると,2006年2月2日に死亡とのこと.全然報じられていた気がしないんですが,どっかで記事になってるのを見落としましたかね.ちょっと寂しいですね.
次にキョウエイプロミスグレード制導入前の天皇賞勝ち馬なのでG1馬ではありませんが.1995年2月28日に用途変更の後,2003年1月13日死亡となっております.数年前のことなので,記事を完全に見落としているだけかもしれません.
3つ目に,オサイチジョージ.1990年の宝塚記念勝ち馬…というよりは,オグリキャップを負かした馬といったほうが通りがいいかもですね.日本軽種馬登録協会の供用停止項目は1999年9月2日用途変更とあるくらいで,競走馬のふるさと案内所ではヒットしません.netkeibaのオサイチジョージの項では,コメントに「行方不明」とあり,近況がどうなっているのか分かりません.
4つ目.レオダーバン.1991年菊花賞馬です.日本軽種馬登録協会の供用停止項目では2001年8月用途変更となっていますが,競走馬のふるさと案内所でヒットしません.オサイチジョージ同様,行方が気になります.
最後に,G1フェブラリーSの初代勝ち馬シンコウウインディ.日本軽種馬登録協会の供用停止項目では2006年1月1日に用途変更となっており,種牡馬引退と考えられます.ライブリマウントの供用停止は記事になりましたが,シンコウウインディはなりません.上述の馬たちとは違って,単にG1馬の種牡馬引退も話題にならないのか,ということで取り上げたってくらいです.