欧米での日本競馬に関するコラム

Rising Runners
2005年も残すところ後1ヶ月を切りました.海外の競馬ではまだまだ香港のG1レースディがあり,日本から遠征のアサクサデンエンハットトリックアドマイヤマックスシックスセンスが活躍の余地を残しています.一方で,上述のリンク先のコラムでは,2005年の日本の競馬を特徴付けるのは,外国馬との差のないやり取りと述べています.
まずはシーザリオアメリカンオークスに勝ち,ゼンノロブロイインターナショナルSで2着,ハーツクライアルカセットと騎手が逆だったら順位が入れ替わっていただろう(ルメール騎手…).こうした実例は,日本の競馬が確実に世界の競馬の表舞台に出てきたと言えるのではないか,というコラムです.そしてこのような発展は,日本はクラシックディスタンスがあくまで中心の馬作りだったからではないかと,一つの見解を述べています(他に米国のセールスにおけるスピード偏重,薬の問題が挙げられている).
とまあ,適当にだらだらとコラムを要約しましたが,ホントかね,と思うような意見だったりするんですけれども.クラシックディスタンス中心の馬作り…なのかなあ.シーザリオゼンノロブロイは確かにクラシックディスタンスが得意そうですけど.この2頭特殊な見方なだけなんじゃ… ハーツクライを入れても3頭で,これだけで一般的な意見を言っちゃって良いのかな.ま,厳密な話でもないですから,とりあえずは読んで楽しむってことですかね.で,もっとしっかりとした傾向を見出すには,まずは遠征の数が多くないと分からないので,積極的に海外遠征をしてもらいたいなー,てなところです.