レーシングポストトロフィ

PALACE SPARKLES IN TROPHY
馬場状態がHeavyで,イギリスのシーズン最後のG1レーシングポストトロフィを勝利したのは,Palace Episodeでした.マイル走破時計が1:45.1ってよほど馬場が酷かったのでしょうね.で,Palace Episodeですが,ミドルパークS勝ちのAmadeus Wolfと同じ調教師,騎手の組み合わせ(ライアン調教師,カラン騎手).前走はデューハーストSで5着に敗れていましたが,距離を伸ばして勝利をつかみましたね.こういうローテーションだったからか,人気は全然ありませんでしたけど,叩き良化型の割りにデューハーストSの前に少し緩めてしまったみたいで,今回は絶対走ると調教師は考えていたようです.5戦3勝3着1回,重賞初制覇です.デューハーストで駄目だったみたいに,距離が伸びて良さそうという展望を持っているんですね.父Machiavellian,母Palace Weekend,母父シアトルダンサーBlushing Groomと同じ牝系で,母にNijinsky 2x4のインブリードがあるのが特徴です.
1馬身半差の2着はWinged Cupid.1.8倍の人気だったSeptimusはさらに1馬身半差の3着で,駄目でした.ファロン騎手は益々へこむのかもしれません.馬場が悪くて駄目だったとは騎手と調教師の言葉.SeptimusはNorthern Dancer 2x3というインブリードを持つ馬.なかなか強めのインブリードなので,注目です.