Lyphard死亡

種牡馬Lyphardが,6月10日に安楽死の処置がとられていたと報じられました.36歳と,大変に高齢な馬でした.シンザンよりも生きました.単純に同世代っていうと,Riverman(同厩ですが),Roberto,Haloとかですか.RivermanもHaloも長生きでしたね.
ビンテージイヤーは83年産で,ダンシングブレーヴとManilaという2頭のクラシックディスタンス・チャンピオンホースを出しました.競走時代はフランスで競走し,ラフォレ賞ジャックルマロワ賞が代表成績で,引退後はしばらくフランスで種牡馬生活を送っていました.しかし78年から米国のゲインズウェイに移籍.ステークスウイナーは115頭と,まさに大種牡馬ですね.日本では輸入種牡馬モガミとかダンシングブレーヴが有名で,他に凱旋門賞を勝ったThree Troikas,ムーランドロンシャン賞を勝ったPharly(マグナーテンの母父の父ですね),デューハーストSを勝ったMonteverdi(エイシンプレストンの母父ですね)とかが挙げられますかね.母父だとバブルガムフェローとかロサードの兄弟,外国だと仏ダービーのBeringとか.母母父だとアグネスワールドヒシアケボノザッツザプレンティメジロパーマーPleasantly Perfect,もっと母方奥まったところだとEgyptbandが有名でしょうか.父系の伸びもあって,4代目のSagamixが凱旋門賞を勝っています.