木尾士目『げんしけん』1〜4巻,講談社

漫画喫茶で何を読んでいたかというと,表題の漫画.楽しい漫画です.サークルや部活のどたばたというと私は『究極超人あーる』を思いつくような世代の人間ですが,そういうのが最近描かれると,この漫画のようになるんですかね.コミケとか同人誌とかも漫画の題材として,間口が広くなったものなのでしょうか.こう,大学のキャンパスで授業の合間に寄りやすい場所があると堕ちていきますよねえ.そこに自分の興味と合う話題の人たちがいたら,もう素晴らしいキャンパスライフの出来上がり.ある意味理想的な大学生活の見本の一つですかねえ.全く以って「ある意味」の理想であり,客観的に見てどうかは問わない,主観的に理想的な大学生活というものですが.
そういえば大学のころ,漫画系のサークルに入ろうと部室を訪ねたことがありました.しかし,後ろでかなり酔っ払った部員がトロツキズムとナチズムについてかなり大声で激論を交わし,周りの部員に止められるというのに出くわしてしまい,引いてしまう経験をしていまして(なんつう話題だ.結局それ以来行っていない).何ともこういうまったりとしたサークルは羨ましく思います.
それと,この漫画,今キーワードをクリックしてみて気づいたのですが,アニメ化しているのですか.どうも私は漫画が好きな割にはアニメが苦手なので,どうでもよいのですが.漫画は自分で読むペースを調節できますが(すぐ伏線とかを読み返せるし),アニメは見始めたら途中ポーズできなくてペースを作れないので…