Strong Contenderが引退

Grade II Winner Strong Contender Retired (bloodhorse)
ドンH出る予定だったStrong Contenderが,1月6日のG3ハルズホープHで負った怪我を理由に引退.ドンHの朝に行った検査で,かなり腱が裂けていたことが分かったため.繁殖予定は未定.
G2スーパーダービーとG2ドワイヤーS勝利,G1ブルーグラス3着とG1ハスケル招待H3着が目立った戦績.8戦4勝.ケンタッキーダービー路線で最後の人気馬か,みたいな位置取りでしたが,賞金の足りない無理なローテーションでブルーグラスSに出るも,上積みできず.G2ピーターパンでも3着と,ちょっとローテーションに泣いた馬でした.今年のハルズホープHは5着で,ドンHも2番人気っぽかったんですが,結局素質を上手くレースには出せませんでしたか.

3冠牝馬Mom's Commandが死亡

Champion Mom's Command Euthanized at 25 (bloodhorse)
1985年NYトリプルティアラのMom's Commandが,2月3日,老衰により安楽死.トリプルティアラだけじゃなく,アラバマSも勝利している3歳牝馬路線の制圧者だったり.でもテストSは同世代Lady's Secretに負けてたり(何度かMom's Commandが先着してますが).16戦11勝.この頃は競馬のけの字も知らない頃で,後でトリプルティアラと知った以外,あまりエピソードとかも知らない馬でしたので何とも言いようがありませんが,85年くらいに活躍した馬が老衰というのは,時間の経過を思い知らされます.
繁殖としては微妙ということが,上記リンク先には書かれています.15頭の産駒中,勝ち馬は10頭で,ステークスウイナーは1頭.そのうちEasy Goerとの産駒スピードクーガーは日本で競走し,地方競馬で23戦1勝.うん,確かに微妙だ.牝馬の産駒モムズザワード,モムズクラウンは輸入繁殖牝馬.こちらも特にこれといった産駒が出ていません.モムズクラウンとサクラバクシンオーの産駒クリーンレディは2004年産の中央所属ですが,10着,12着という戦績.曾孫の代になりますと,マイティーバッカス,クレバージーンなんて馬がいます.牝系を上手く育てていけば日本で大物が出るかも?