桜花賞馬アローキャリー死亡

桜花賞馬アローキャリーが死亡
桜花賞アローキャリーが,1月5日に死亡していたと報じられました.というか,G1馬が死亡してから1ヶ月以上して,漸く報道なのですか.池添騎手の初G1制覇の馬ですが,キーレン・ファロンを背に阪神JF2着粘りというのも同じくらい印象深いです.

死亡が報じられない重賞勝ち馬

アローキャリーの死亡は今日報じられましたが,それまで死亡は報じられておらず,「死亡していたなんて」「まさかG1馬の死亡が報じられないなんて」という感じでした.しかし一方で,死亡しても報じられない馬もいます.
そういう馬の代表的な馬として,アドラーブルが挙げられると思います.競走馬としてオークスを勝ち,繁殖牝馬として産駒エモシオンが重賞を勝つなど,日本競馬を代表する牝馬の1頭でしょう.そんなアドラーブルは,2005年4月23日に死亡していました.多くの些細なニュースまで報じるnetkeiba.comのニュース検索で,アドラーブルを検索しても,死亡の記事はヒットしません.見落としたのかと思っておりましたが,googleで「アドラーブル 死亡」と検索しても,1ページ目にアドラーブル死亡の記事がヒットするのは2件というところ.内1件は競走馬のふるさと案内所で,いかにアドラーブルの死亡が報じられていないかというところです.
また,重賞勝ち馬に範囲を広げ,最近死亡したが報じられていないところを挙げますと,まずは2001年京都牝馬S勝ち馬グレイスナムラ.競走馬のふるさと案内所ではヒットしませんし,日本軽種馬登録協会のグレイスナムラの供用停止記事は空白で,netkeiba.comグレイスナムラの項目で「亡くなったそうです」とコメントくらいしか情報がありませんが.
次に,1996年中山牝馬S勝ち馬プレイリークイーン.日本軽種馬登録協会では2003年10月に死亡で供用停止となっていましたが,競走馬のふるさと案内所では「H15年9月11日死亡」です.netkeibaのプレイリークイーンの項目には「厩舎内で転倒して骨折、予後不良」とあります.
3つめに,1989年阪神牝馬特別勝ち馬ルイジアナピット競走馬のふるさと案内所にH17年3月7日死亡とあります.日本軽種馬登録協会ではグレイスナムラと同様空白ですが.netkeibaのルイジアナピットの項目では,疝痛で死亡していたとあります.
最後に,死亡かどうか分かりませんが,1988年のフラワーCクイーンSを勝ったフリートーク.日本軽種馬登録協会の供用停止記事で1996.1.27用途変更とあるくらいしか情報ありませんが.